視察旅行を開催 明治ゴム化成・本社工場等視察

 当ゴム工業会(杉本浩志会長)は8~9日の両日、視察旅行を実施しました。

当工業会の視察旅行は会員企業各社の技術研修を目的とし、会員の情報交換の場と捉えて開催されており、今回の視察旅行には、12名が参加。

 初日は明治ゴム化成・本社工場(神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地)を視察しました。本社工場の視察前に、杉本会長は「今回の視察をきっかけに、各会員企業様に少しでも役に立ててもらえる視察旅行にしていきたい」とあいさつをしました。
 次に右川清夫顧問が「明治ゴム化成様の工場視察を通じて、中小企業が学ぶべきことが多いのではないかと思いますので、ぜひ役に立てていただきたい」と意気込みを述べました。

 明治ゴム化成では精練工場と㈱メイジフローシステムの自動車用ホースの製造工場を視察。
 工場視察前に、同社会議室で岩崎吉夫代表取締役社長が「今回の弊社工場見学をひとつの契機として、何かビズネスでコラボレーションできるものがあるのではないか。ぜひとも工場を視察した後にアドバイスをいただければ幸いです」とあいさつし、同社営業推進部部長・新製品開発プロジェクト長の中澤省吾氏が同社の製品を動画を用いて紹介しました。動画では同社製品を回転部品、印刷部品、ホース、エネルギー吸収、物流資材、環境資材、ツール部材など、分野ごとに分けてわかりやすく解説していました。
 精練工場視察では、練りの一連の流れ、倉庫の管理システム等を視察し、自動車用ホースの製造工場では、自動車用ホースができるまでの一連の過程を視察。当工業会の参加者は2グループに分かれて、工場の現場解説に熱心に耳を傾けていました。
 工場視察終了後、質疑応答が活発に行われ、同社の塚野宏会長が「今回の視察を機に、お互いに力を出し合っていきたい」と締めのあいさつを述べました。
 2日目の視察先はアサヒビール工場を視察。製麦工程、仕込工程、発酵熟成工程、ろ過工程、パッケージング工程等のビールの製造ラインを見学し、2日間に渡った視察旅行は無事に終了しました。

 

 

視察旅行を開催 明治ゴム化成・本社工場等視察

2013年03月08日更新