日本ロレアルの戸谷益三講師を招き三木会を開催しました

 当工業会(杉本浩志会長)は2月19日、東京都・墨田区の曳舟文化センターで三木会を開催しました。
 今回は年間150回以上の経営者・幹部セミナーを行う、日本ロレアル㈱部長の戸谷益三氏を迎え、「職場の雰囲気づくり」をテーマに講演会が開催。当日は会員企業の経営者並びにその従業員を含め、約40人が参加しました。

 司会は右川信司理事のもと進行しました。講演で、戸谷氏は「成功し続ける企業は社員がいつもワクワクしており、その社員がワクワクしている企業の共通点は空気がよく、返事やあいさつがいい」と解説し、職場の空気をつくるのは、経営者であることの重要性を説いた。また、実例を交えて伸びている企業は当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんと行っていることも紹介ました。

 当日の講演では、参加者たちに実際に職場において活気が出るためには、具体的にどうするばよいかなど、参加者同士で意見交換を行うワークショップなども行われ、大変熱気がある講演となりました。

 また、職場をあたたかくするには、相手の存在や価値を無視するまたは軽視する働きかけを意味する「ディスカント」よりも、相手の存在や価値を認める働きかけを意味する「ストローク」を蓄積していくことが重要であると説明しました。

 4時間に渡る講演会の終了後、閉会の挨拶に杉本会長は「挨拶、返事など当たり前のことをちゃんとやっていくことがなかなかできていないと実感しました。当たり前ことを社内でどのようにやっていくか、本日は非常に役に立ち、ワクワクするお話を聞かせていただきました。明日から今日学んだことを活かし、明るい職場づくりをしていきたい。その結果、業績が良くなっていくことにもつながっていくのではないか」と締めくくりました。

講演会終了後には、戸谷氏を囲んんで懇親会を開催しました。

日本ロレアルの戸谷益三講師を招き三木会を開催しました

2015年02月19日更新