定時総会を開き、堀田副会長が会長に就任

 当工業会(杉本浩志会長)は4月20日、2017年度定時総会を東京都墨田区の曳舟文化センターで開催しました。会員や賛助会員を含めた30人が参加。各議案は原案通り全て満場一致で承認されました。

 右川信司理事が司会を務め、杉本会長が議長に選出されました。

 議案は16度事業報告、同収支決算報告、17年度事業計画案、同収支予算案、役員改選―など。

 16年度の事業報告では、通常の定例行事のほか九州ゴム工業会と兵庫ゴム工業協同組合青年クラブとの交流会、北九州で開催されたゴム・エラストマー技術展、すみだ中小企業のセンターでのすみだものづくりフェアへの出展などの報告がありました。会計監査と監査報告には、田中良幸会計監事が担当しました。

新会長に就任した堀田氏

新会長に就任した堀田氏

 17年度事業計画案では、通常の定例行事を開催するほか、10月に開催されるIPF Japan 2017 (国際プラスチックフェア)への出展する計画も発表されました。
 役員改選については、堀田秀敏副会長が新会長に就任。今年度から副会長が2人体制から3人体制に変更した上で、柳田昌作副会長が再任、霜田知久理事と右川信司理事が新しく副会長として新任した。杉本浩志会長は相談役となりました。

 会員数では、賛助会員の旭カーボンが脱会し、正会員として小暮ゴムが入会しました。
 会長職を5年務めた杉本会長は退任のあいさつとして、「5年間会長職を務めさせていただき、墨東ゴム工業会の発展のために尽くしてきた。皆様には長い間ご協力していただきありがとうございました」と感謝の意を伝えました。
 堀田新会長は「会長職を務める以上、前会長を引き継ぎ歴史ある墨東ゴム工業会の発展に貢献していきたい」と抱負を述べ、「我々の取り巻く環境は厳しく、会員の皆様の課題は増えてきている。その課題を墨東ゴム工業会を通じてお互いに情報交換するなど解決の糸口として活用してほしい」と期待を寄せました。

ゴム工業会の展望で講演する加藤社長

ゴム工業会の展望で講演する加藤社長

 総会終了後、加藤事務所社長の加藤進一氏を招き、「2017年度のゴム業界の近況」という演目で講演が開かれました。
 加藤氏は17年度のゴム業界について、ゴム原料市況の動向、中国のゴム事情、世界のゴム業界などのテーマに沿って講演しました。

 講演終了後には、場所を移し懇親会が開催。乾杯の発声は右川新副会長が務め、懇親会へと移りました。

定時総会を開き、堀田副会長が会長に就任

2017年04月20日更新