当工業会は11月17日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで九州ゴム工業会と立ち上げた「墨東・九州ゴム工業会連合」の発足式と兵庫ゴム工業青年クラブを交えた懇話会を開催しました。
会では、堀田秀敏会長(ホッティーポリマー)、霜田知久副会長(霜田ゴム工業)、右川信司副会長(右川ゴム製造所)、杉本浩志相談役(金星ゴム工業)、加藤進一氏(加藤事務所)が参加しました。
九州ゴム工業会では中島幹雄会長(中島ゴム工業)ほか5名、兵庫ゴム工青年クラブでは14人が出席しました。
墨東・九州ゴム工業会連合について、九州ゴム工業会の中島会長は「国内市場は今後、縮小傾向に入っていき、市場ではCPSやIOT、ロボット化が加速していく」と説明し、「そのような環境下において、我々の環境はますます厳しくなっていく。中小企業が存続するためにも、お互いの工業会で協力できるところは協力していき、対応していくことが必要だ」と発足の趣旨を述べていました。
同連合の活動としては、各地区の助成金などを活用しながら共同で展示会への出展や、同連合の記念日の制定を図ることなどの実現に向けて、取り組んでいく計画です。
また、墨東ゴム工業会の堀田会長は「墨東ゴム工業会の会員はそれぞれ特徴があり、強みを活かして仕事をしている。この機会を通して、お互いの会で情報交換をし、親睦を深め、そしてビジネスに繋がっていけばいいのではないか。各工業会が集まって情報交換することは、大変有意義なことだ。まだ発足したばかりだが、年に1回以上集まって会を開催したい」と同連合への意欲を示しました。
懇話会では、兵庫県ゴム工業青年クラブの松岡泰生代表監事(ナショナル護謨)が乾杯の発声を行い、各団体の親睦を深めた。会の途中で、加藤事務所の加藤氏から、ゴム業界の動向についての講演も行われました。
今後も会員企業の増加に向けての取り組みなど地域工業会の活性化に向けての活動が大いに期待されます。
2017年11月17日更新