当工業会(堀田秀敏会長)は4月19日、2018年度定時総会を東京都墨田区の曳舟文化センターで開催しました。各議案は原案通り全て満場一致で承認されました。
同工業会の長谷川裕一事務局長が司会を務め、堀田会長が議長に選出されました。
定時総会には、組合員数47社中、出席者数43人(内委任状15社)が出席。
議案は17度事業報告、同収支決算報告、18年度事業計画案、同収支予算案、規約改正―など。
17年度の事業報告では、通常の定例行事のほか、九州ゴム工業会と兵庫ゴム工業協同組合青年クラブとの交流会、東部ゴム商組の工業用品部会への参加、初出展したIPF Japan 2017 (国際プラスチックフェア)、研修旅行会などの報告がありました。会計監査・報告には、田中良幸会計監事が担当しました。
18年度事業計画案では、通常の定例行事を開催するほか、九州ゴム工業会と兵庫ゴム工業協同組合青年クラブと共同で行うゴム企業の見学会、台湾研修会などの計画も発表されました。
規約改正については、実際の会の活動に沿った規約にするために見直しを行いました。具体的には会員の減少傾向に歯止めをかけるため、正会員の入会には墨東地区およびその周辺地域において、ゴム製品の製造を行う企業で混練り設備や加硫設備を要することに改正しました。
規約改正について、堀田会長は「規約には墨東地区はもちろん、『その周辺地域』を追加することで、幅広く会員を募っていきたい」と述べました。
会員数では、正会員のヒノデワシと賛助会員のダイキン工業が退会し、正会員としてモリセイと東全ゴム工業が、賛助会員として日加商工が入会しました。
総会終了後、加藤事務所社長の加藤進一氏を招き、「2018年度のゴム業界の近況」という演目で講演が開催されました。
加藤氏は18年度のゴム業界について、ゴム原料市況の動向、天然ゴムの値動き、ブタジエンの価格変動、合成ゴム値上げ、中国の環境規制によるゴム原材料への影響などのテーマに沿って講演しました。
講演終了後には、場所を移し懇親会が開催。
冒頭、堀田会長は会員らに日頃の会の行事への参加に対し感謝の意を伝え、「各会員の皆様と情報交換を行い、親睦を深めながら、引き続き有意義な会にしていきたい」とあいさつしたあと、霜田知久副会長が乾杯の発声を行いました。
会の途中に、入会したモリセイの毛利益巳代表取締役、東全ゴム工業の江原伸一代表取締役らがあいさつしました。
中締めは、杉本浩志相談役が行いました。
2018年04月19日更新