九州ゴム工業会と兵庫ゴム工業青年クラブで交流会を開きました

 当工業会(霜田知久会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)、兵庫ゴム工業青年クラブ(丸山高史代表幹事)の3団体は11月25日、3団体交流会を開催し、一般財団法人化学物質評価研究機構・東京事業所を視察しました。

 当工業会では、霜田知久会長(霜田ゴム工業)、堀川英則副会長(堀川護謨工業)、右川信司副会長(右川ゴム製造所)、右川清夫顧問(右川ゴム製造所)ら20人が出席し、3団体合わせ37人が参加しました。

 3団体は全国の中小ゴムメーカーの力で業界を盛り上げようと年1回共同で活動しています。21年は新型コロナウイルスの感染拡大の鑑み中止とし、2年ぶりの6回目の3団体の交流会となりました。

 化学物質評価研究機構では、同機構の概要説明のほか、同機構・高分子技術部主管研究員・博士(工学)の菊地貴子氏による講演、そして、同機構のラボツアーを実施しました。
 百武健一郎理事・高分子技術センター長が同機構の概要説明を担当しました。百武高分子技術センター長は、同機構の沿革を説明したほか、3団体に係る高分子技術センターの事業を紹介していただきました。
 その後、菊地氏から「ゴム、プラスチックの生分解性評価」のテーマで講演が開かれました。菊地氏はプラスチックごみ問題を巡る動向やゴム、プラスチックの生分解性評価を解説。また話題になっているバイオプラスチックについて、分かりやすくレクチャーしていただきました。

 同講演が終了後、3団体は4つの班に分かれて、同機構の施設を見学しました。
 最後に、霜田会長は同機構に謝辞を伝えた上で「施設を見学して大変勉強になった。我々が作る製品について、化学物質評価研究機構様に試験していただき、より良い製品を世の中に提供できるようなメーカーになってきたい」と話しました。

 3団体は場所を移動し、懇親会を開催。霜田会長は「3団体の交流会は2017年に始まり、21年は新型コロナウイルスの影響で延期となり、2年ぶりの開催となった。コロナ禍の中、参加していただきありがとうございます。お互いに親睦を深めていただき、明日からの仕事に活かしていただきたい」とあいさつしました。 

 来年の交流会は九州ゴム工業会が幹事となり、九州地区での開催を予定しております。

3団体で集合写真

3団体で集合写真

視察のようす

視察のようす

百武所長による同機構の概要説明

百武所長による同機構の概要説明

菊地氏の講演

菊地氏の講演

九州ゴム工業会と兵庫ゴム工業青年クラブで交流会を開きました

2022年11月25日更新