三木会でアシストスーツ装着を体験しました

 当工業会(霜田知久会長)は7月22日、すみだ生涯学習センターで三木会を開き、会員、賛助会員から25人が出席しました。
 今回は小菅㈱が取り扱いを始めたアルケリス㈱のアシストスーツ「アルケリス」を紹介しました。アルケリスは「世界から立ち仕事のつらさをなくす」をテーマに、自動車部品の金型を製造する㈱ニットー(横浜市金沢区、藤沢秀行社長)が開発したそうです。現在はニットーから独立したベンチャー企業のアルケリスが製造販売を手がけています。
 冒頭、霜田会長は「我々のような中小製造業にとって高齢者や女性の活用は大きな課題だ。以前行った見学会でアシストスーツを使い、25キロ程度のマスターバッチを運ぶ作業を見たことがある。今回は実際にアルケリスを試着する場を設けているので、有意義な時間にしてほしい」とあいさつしました。
 続いて、小菅㈱の営業本部営業グループの中谷英資氏が「ゴム樹脂業界は熟練作業者が多く、業界にとって大きな存在となっているが、足腰が衰えてリタイヤされるケースも多い。アルケリスはそうした方々の負荷を軽減する一つの手段になると思う」と述べました。
 その後、アルケリスの安井脩セールスエンジニアがアルケリス開発に至った背景や製品の特徴を紹介していただきました。安井氏によると、アルケリスは19年の発売以来、累計で300台以上を販売実績があるといいます。霜田会長や右川信司副会長、堀田秀敏氏(ホッティーポリマー社長)、参加者らはアルケリスを装着した。アルケリスを装着した参加者はその場を歩いたり、立ち仕事の姿勢をとったりしながら、足腰の疲労軽減効果を確かめていました。

挨拶する霜田会長

挨拶する霜田会長

会場風景

会場風景

アルケリスを装着する霜田会長

アルケリスを装着する霜田会長

三木会でアシストスーツ装着を体験しました

2022年07月22日更新