当工業会(霜田知久会長)は4月20日、令和5年度定時総会を東京都台東区の台東区民会館で開催しました。
定時総会には、組合員数50社中、出席者数33社(委任状17社)が出席しました。司会進行は右川信司副会頭が行いました。議長は霜田会長が選任されました。
議案は令和4年度事業報告、同収支決算報告、令和5年度事業計画案、同収支予算案、役員改選―など。各議案は原案通り全て満場一致で承認されました。
令和4年度事業報告では、新型コロナウイルスの感染の影響で納涼会が中止になった以外は、通常の定例行事を開催することができました。
令和5年度の行事については、通常の定例行事のほか、5月に立山・黒部アルペンルートへの親睦旅行会、10月に福岡での展示会への参加と絡めた三団体交流会などが計画されています。
会員数では、㈱青木エボナイト製造所が退会。今期から双龍産業㈱が賛助会員として加わりました。
役員改選については、霜田知久会長(霜田ゴム工業㈱)と右川信司副会長(㈱右川ゴム製造所)が続投。藤田桂一郎氏(金星ゴム工業㈱)と星久美氏(ナガセケンコー㈱)が新しく副会長に就任した。堀川英則副会長(堀川護謨工業㈱)は退任しました。今期から2年間、新体制で活動して参ります。
霜田会長は「昨年度は、コロナ禍前にように行事もほぼ開催できるようになった。3月からマスクも個人の自由となり、5月には新型コロナウイルス感染症の5類への移行となる。感染症の規制も一段と緩和され、会の活動もできるようになるだろう。今年度は通常の定例行事を中止せずに開催できるようにしていきたい」と期待を寄せ、「当工業会は、寄付金を募る支援活動を昔から取り組んでいる。昨年は、ウクライナ紛争人道支援やトルコ・シリア地震被災者支援などで寄付を募った。当工業会の活動にご賛同してきただき、大変感謝をしている」と、会員に感謝の意を伝えました。
総会終了後、加藤事務所社長の加藤進一氏を招き、「最近のゴム原料材料の市況と今後の見通し2023年春」という演目で講演が開催された。加藤氏は最近のゴム原材料市況の動向、ゴム練りコストの値上がり、電気代値上げの影響、材料不足の解消時期、ゴム業界の最近の動きや人手不足などを解説。材料不足の解説では、フッ素ゴム、VAMAC,水添NBRはグローバルで材料不足が今でも継続していると加藤氏から説明がありました。会員は、加藤氏の講演に熱心に耳を傾けていました。
その後場所を移し、懇親会が開催された。
冒頭、霜田会長が挨拶したのち、藤田新副会長が就任の挨拶をしました。また、新しく入会した双龍産業の和田孝至氏が紹介されました。
右川清夫顧問が乾杯の発声をし、会員同士の親睦が深めました。
中締めは、藤田新副会長が務めました。
2023年04月20日更新