当工業会は7月22日、東京都墨田区のすみだ生涯学習センターで三木会を開き、会員、賛助会員から 32人が出席しました。
今年初めての開催となった三木会では、元TBSアナウンサーの石川顕氏を招き、「一流の人々から学んだもの~真のリーダーシップとは~」の演題で講演会が開かれました。
石川氏はTBSに入社して以来、スポーツ担当アナウンサーとしてさまざまなジャンルの試合を実況してきたと言います。 今回の講演会では、石川氏は長嶋茂雄氏や王貞治氏はじめ、最近では日本ハムファイターズの監督・WBC監督の栗山英樹氏、大谷翔平選手などたくさんの人物の放送では伝え切れなかったエピソードを紹介してくださいました。とくに、石川氏は栗山監督と長い付き合いがあり、リーダーのあるべき姿として、栗山監督の選手への細やかな気遣いなどを解説していただきました。
石川氏は「一流を呼ばれる人々に共通するのはその人間性だ。リーダーとは、その人間性が問われるものであり、心・技・体を極めている」と言及し、良いリーダーと悪いリーダーの具体的な事例を挙げていただきました。そしてリーダーシップについて、石川氏によれば、にっこりと相手に話しかけ、笑顔をあげることを意味する和顔施(わがんせ)があるリーダーは強いという。
また、TBSアナウンサー時代に交流した長嶋茂雄氏や王貞治氏等の感動エピソードも披露しました。
参加者は石川氏の講演に熱心に耳を傾けていました。
講演会が終了後、右川信司副会長が「石川氏は講演会の打ち合わせ時からプロフェッショナルを感じさせられていた。実際、この講演会では83歳の年齢を感じさせないパワフルで素晴らしい講演会だった。数々のスポーツ選手からのエピソードは経営者にとっても役立つ話だった」とあいさつしました。
講演終了後、場所を移し、懇親会を開き、石川氏も参加してくださいました。
2024年07月23日更新