当工業会は10月29~31日に幕張メッセで開催された「第13回高機能プラスチック展」に出展しました。
今回は会員会社から右川ゴム製造所、金星ゴム工業、桜庭ゴム工業所、霜田ゴム工業、東商ゴム工業、ナガセケンコー、ホッティーポリマーの7社が参加していただき、自社の強みをPRしました。
金星ゴム工業はフッ素ゴムで加工したチューブや成形品をアピールしていました。
霜田ゴム工業では、ゴムシート加工を得意とし、カレンダーロールで培った技術を活用した製品を出品しました。今回は薄さ0・3mmを実現した高機能極薄ゴムシートのFFKM(パーフルオロエラストマー)を初披露していました。今後、用途展開と拡販をしていくとしています。
ホッティーポリマーについては、耐火・耐電圧等の機能を付与した各種シリコーンゴム製品を訴求していました。
右川ゴム製造所は高復元性ゴムスポンジ 「スーパーセットフォーム」を出品し、汎用のEPDMと比較することで、圧縮永久歪を限りなく0%に近づけた、ヘタらないゴムスポンジという性能を高さをアピールしていました。
ナガセケンコーでは、硬式野球ボール、軟式野球ボール、ソフトテニスボールを出品していました。
東商ゴム工業については、合成ゴム・樹脂・シリコーン素材を、用途に合わせて専用配合で押出・プレス・インサートから圧入まで、最適な成形・加工方法を提案していました。
今年当工業会に入会した桜庭ゴム工業所は合成ゴムの加工を得意とし、特にHNBRやフッ素ゴムなどの高機能ゴムの加工技術の高さを訴求していました。
今回参加した霜田ゴム工業の羽田涼一さんに今回の出展について尋ねると「墨東ゴム工業会で出展しているため、会員のゴムメーカーとの繋がりを強く持ち、ともに展示会を成功させ、墨東ゴム工業会をPRしていきたい」と述べました。
また、右川ゴム製造所の稲垣雄大さんは「昨年は、福岡で開催された『ものづくりフェア2023』に出展した。その経験から前回の墨東ゴム工業会の会報誌の座談会で、もっと墨東ゴム工業会の会員をPRしていきたいと話した。今回は会員の若手メンバー中心に、各社が得意とする商品と技術をPRできるブースにしたので、実現できて良かった」と教えてくれました。
2024年10月29日更新