当工業会は12月5日、東京都墨田区のちゃんこ「巴潟」両国店で忘年会を開催しました。
会員や賛助会員ら含め45人が参加していただきました。
冒頭、あいさつに先立ち、霜田会長は「原材料をはじめとするエネルギーコストの上昇のなか、現場は人手不足状態になっている。そのなかで従業員のベースアップもしていかなくてはいけない。経営者の皆様は苦労しているのではないか」と現場の状況について触れ、「忘年会の会場はちゃんこのお店を用意した。相撲の力士はいきなり大関、横綱に昇進するのでなく、ちょっとずつ勝ち越し、格付けして上がっていく。私たちの仕事も一気に良くなることっていうのはなかなか難しい。一歩一歩積み重ね、今年より来年、来年より再来年と良くなっていくようにみんなで頑張っていきたい」と述べました。
また24年度の活動として、10月に幕張メッセで開催された「第13回高機能プラスチック展」に出展したことについて、霜田会長は「今回は、各社経営者ではなく、現場や営業など若い人たちを中心にやっていただいた。今回を機に若い人たちのネットワーク作りができたのではないか」と振り返ったほか、11月に実施した三福工業と山下商事のグループ会社のダブリュ・アイ・アールの工場見学については、「新年会に配布される会報誌には、工場見学会の感想を掲載している。とても良い取り組みだと思うので、来年以降も見学会をやっていきたい。また墨東ゴム工業会の活動は、会員の皆様の経営の役に立つようなことを少しでも何かできないかなと、役員一同考えて取り組んでいるので、ぜひ参加してほしい」(霜田会長)。
最後に、霜田会長は「1月に新年会、3月に視察旅行を計画しているが、25年4月以降も会の行事で要望があればぜひ、遠慮なく提案してほしい」と参加者に呼びかけました。
続いて、杉本浩志相談役(金星ゴム工業)が「24年の景気は浮き沈みが激しかったと感じる。景気が今年よりもさらに来年良くなるように、この場所で今年1年を振り返って、来年に繋げてほしい」と乾杯のあいさつをし、歓談に入った。
忘年会の途中では、チャリティーイベントとしてくじ引きゲームが行われたほか、野球やゴルフ会の活動報告や25年度同工業会の行事報告がありました。
中締めは右川信司副会長(右川ゴム製造所)が務め、三本締めで25年の同工業会の活況を願いました。
2024年12月05日更新