9月の三木会は「シン・ビジネスマナー」をテーマで開きました

 当工業会(霜田知久会長)は9月24日、すみだ生涯学習センター(東京都墨田区)で、鈴木賞子氏を講師役に招いて「シン・ビジネスマナー」をテーマに9月の三木会講演を開催しました。 当日は正会員8社15名、賛助会員5社14名、事務局を含めて16社34名が出席して行われました。
 冒頭、霜田会長は「本日はゴム報知新聞様からご紹介をいただき、鈴木先生にビジネスマナーのご講演をいただくことになった。当会は職種別や階層別に応じて財務の話だったり、工場見学などをさまざまな形の勉強会を催している。今回は主に内勤の方に焦点を絞った講演会を開催させていただくことになった」と話し、今回の三木会を開催する狙いを述べていました。
 続いて霜田会長は「皆さまも初めての会社へ電話したり、訪問したりしたときに、その会社で初めて応対した人の第一印象で企業のイメージが決まってしまうことが多いのではないだろうか」と語ったうえで、「お客様はわざわざ会社に電話をかけていただいたり、訪問してくださるのは願ってもないチャンスになる。そうしたお客さまとより良い関係を今後も作っていくには、内勤である皆さまの役割が大事だと思う。当会員の企業は製造業が多いが、モノをつくる人も大事であるし、モノを売る人も大事、そしてお金を計算する人も大事になる。さらに内勤の方々も的確でスマートに応対していくことも負けず劣らず大事な役割だと思う。鈴木先生の話を聞いて一つでも二つでもヒントや気付きを皆さまの会社に持ち帰ってほしい」とあいさつを終えました。
 鈴木氏はビジネスマナーに関する講師だけではなく、モチベーションやリーダーシップに関する研修のなかから必要なマナーを選び出し講演を行っています。鈴木氏は「マナーは正解もないし、一つでもない。私が長年ビジネスの現場で感じてきたこと、学んできたこと、気づいたことをまとめて皆さまにフィードバックしたい」と述べ講演がスタートしました。
 鈴木氏は大学卒業後、メーカーに入社し人事総務部として業務に従事。その後出版社を経て現在は大学教員として学生へ就職活動への支援や、企業の新入社員などへ講演を行っています。
 講演では、「職場の人間関係とマナーの関係」「言葉遣いの基本」「ビジネスのルール&マナー」の項目で資料を基に出席者にわかりやすく説明しました。
 講演のまとめとして鈴木氏は「マナーは行動様式なので、良くも悪くも相手の記憶に残る。会社全体のマナーは社内の『美化』『安全』『整理整頓』。個人のマナーに頼ることがなく、会社全体のマナーにつなげていくことが大切になる」とマナーが持つ重要性を説明しました。

霜田会長

講演会の様子

9月の三木会は「シン・ビジネスマナー」をテーマで開きました

2025年09月24日更新