人事・労務管理担当者向けに三木会を開催しました。

 当工業会(霜田知久会長)は2月18日、すみだ生涯学習センター(東京都墨田区)にて、恒例の勉強会「三木会」を開催しました。当日は、正会員9社13名、賛助会員6社11名、事務局を含め計17社27名が参加し、人事・労務に関する知識を深める有意義な時間となりました。

 三木会では、職種や階層に応じた勉強会や工場見学を定期的に実施しています。今回は、経営者や人事・労務管理に携わる方向けに、鈴木社会保険労務士事務所の社会保険労務士・鈴木早苗氏を講師にお招きし、「上手な決め方・残念な決め方がわかる『報酬の決め方』~非金銭的報酬を活かす~」をテーマにご講演いただきました。

 冒頭、霜田会長(霜田ゴム工業社長)は「ナガセケンコー様のご紹介で鈴木先生にご登壇いただきました。報酬の決め方など、実務に役立つ内容を学び、ぜひ会社で活かしていただきたい」とあいさつしました。

 講演では、①給与を上げることは目的ではなく手段であること、②効果を高める給与の支給方法、③非金銭的報酬の考え方、④同事務所が提供するプログラムの紹介、⑤アンケートと振り返りの5つの項目を中心に解説が進められました。

 鈴木氏は、金銭的報酬を「基本給・賞与・手当・福利厚生」と定義したうえで、上手な金銭的報酬の決め方として「採用市場で競争力がある賃金の支給方法になっているか」「一定のルールに沿って支払っているか」「総額人件費のコントロールがなされているか」の3点を挙げました。そのうえで、社員のモチベーション向上には「非金銭的報酬」の活用が欠かせないと強調しました。

 非金銭的報酬とは、仕事のやりがい、役割、承認、人間関係など、金銭以外で満足度を高める要素を指します。鈴木氏は「非金銭的報酬を組み合わせることで、社員は成長を実感し、会社への定着率も高まります。金銭と非金銭の両面から報酬を設計することが、賢い資金の使い方につながります」と述べました。

 講演後は質疑応答が活発に行われ、参加者からは人事・労務に関する具体的な悩みが寄せられ、鈴木氏が丁寧に回答しました。
 最後に、堀田秀敏役員(ホッティーポリマー社長)が「人手不足や定着に悩む会員企業は多く、私自身も見直すべき点があると感じました。今日の講演で少しでも気づきがあれば、有意義な時間になったと思います」と締めくくり、三木会は終了しました。

講演する鈴木氏

講演する鈴木氏

霜田会長

霜田会長

講演の様子

講演の様子

堀田役員

堀田役員

人事・労務管理担当者向けに三木会を開催しました。

2026年02月18日更新